焼け野が原

数日前、中学生が自殺を配信するという事件があった


この件についてしばらくいろんな情報を見たし、調べた

飛び降りの瞬間の動画も見た


完全に興味本位の域で臨む形になってしまったが

死の動機が興味本位の極限のようなものだと思うので

立場は対等だと



「どうせだったら月曜の放課後以降に死んでほしかった」

という同級生のツイ−ト

台風が来れば学校が休みになるノリの社会の中での出来事だという

自然過ぎる不自然さ


「ずっと学年1位だったから、2位の人が喜ぶね」

と、言われてるように

かなり高い学力の持ち主だった彼女

動機も劣等感やコンプレックスに依るものではなかったこと

その不自然の中の個人的な問題


自殺願望にとり憑かれて

死により伝説になることに日々憧れ、死の恐怖に怯え

ギリギリ保ってきたバランスが崩れた結果・・・のように感じた



こじらせた厨二病とも言われればその通りだと思うし

夢も願望も苦しみの昇華も

一人の人間の頭の中だけの世界だとも思う

でも、それを抱えたまま自分で終わらせることも出来るということを

目の当たりにすると、とてつもなくショックだ


世の中って「そういうもの」で最後には均されていくんじゃなかったのか



自殺に関しては単純に肯定も否定もすべきではないとは思ってるけど

冥福を祈りたいです


次の世では自分に赦されるといいね