ずっと自分との対話

昨日の僕と今日の僕は別人だ


あらゆることに影響され、浸食され
抗いようもなく疲れ、やっと少しだけ笑えて


その最中にもシステマチックに細胞は死に続け
単純な奇跡として生まれ変わり続ける



一体どこに自分はいるんだい?
微妙に変わってしまったことを気づかないふりして
確固たる何かを気取るなんて
もうたくさんだと思う



仕事に恋に少しばかり疲れた・・・その僅かなズレが決定的に
昨日の僕と今日の僕を別ける
そしてやりきれないという苛立ちを抱え
僕は昨日へ語りかける



「おい」


昨日の僕が、MADにニヤニヤしながら振り返る


「なぜだ・・・なぜその日記を各作品ごとに3日分に分けなかった・・・
一時のテンションで圧倒的なボリューム感出してんじゃねえよ!!
今日の日記が書きづらいだろうがっ!」




何をしても、何を選ぼうと思っても
生きていくことはずっと自分との対話の連続だ


日記の日付を追いつく最大のチャンスを逃した僕は
枯れそうな想像の中にまた一つ新たな業を見つけた


ウンコネタの果てに