心あらば匂ひを添へよ桜花

龍馬伝を終え、数個の映画を経たあと再び大河ドラマに戻り
今は「平清盛」を観てる


とてもおもしろい
世の中的には視聴率がどうとか言われてるが
感じる人には感じられる要素がキツく縫い込まれてる物語は
自分の毎日をどんどん巻き込んでいく(←ここまでコピペ)




いやー、あれは視聴率取れないって・・・共感出来る人間選びすぎだろ
主人公の清盛の生きる立場や環境がどうこうもあるけど(それはまた次に書きたいけど)
それ以前に、特にドラマの前半部分の平安末期の時代背景というか
あの当時の世の中の精神性みたいなものが
今の社会をまともに生きる人間には理解しがたいだろとつくづく思う


教養の高いこと、そしてそれに落とし込める心の豊かさが何よりとされ
あなたの笑顔の一つがこの世の雅に・・・指先ほどの傷に人生の亀裂を思い馳せられるような
詩人だらけの当時は差し詰め
厨二病でなければ人間にあらず」くらいのセカイ系リアル乱立世界だったんだろうから



「断捨離」とか「恋は上書き保存♡」みたいな、コストパフォーマンス抜群のクソ言葉を平気で口にする
現代を生きる回遊魚の目をしたリアリストには
死ぬほど憎んだ璋子危篤の際、這いずり回って水仙を探し
泣き叫んだ鳥羽院の気持ちは・・・やっと愛を知った璋子の想いはわからんだろうな
おれはボロクソに泣いたよっ!ナイタヨトバイーン!!



ここから武士の世に変わっていくからまた違ってくると思うけど
前半からこんな昼ドラを超えた愛憎と骨肉の争いの史実を見せられたら
普通観る気なくなるって


平安のマインドのまま転生を繰り返し平成に降り立った
勘違いと詩心だけに生きる、気持ち悪い大人として
涙さえ裁かれてる心地で泣いたよっ!ナイタヨトバイーン!!




てか、こういうことこそ正に歴史ブログに書くべきだよね
(早く開設してコピペしよっと・・・)