一冊

穂村弘, 本当はちがうんだ日記

本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)

本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)

歌人、穂村先生のエッセイ


穂村先生のエッセイはとても好き


自意識の強さとか、クセのある感性
何でもないはずの日常を
一々、意味のある域まで感じてしまうのは
表現者としては必要な能力なのかもしれんけど
隠し持った「特殊」を生きることって
大変なことも多いだろうなと


振り返って自虐的に面白く書いてることは多いけど
その瞬間は素の感受や行動だったんだろうから


ただ、振り返って笑えちゃうくらいの・・・
そうやって綴れたり思い出せるくらいの生き方って
本当にすてきだと思う
憧れですね



いろんな雑誌とかに掲載されたものを集めた作品らしいけど
途中からいきなり結婚してて驚いたw