しゃがんだことで見つけた 小さな愛を摘んで

摂取したものからしか体は作られないように
作られたものしか出血しないように
言葉もまたその人の中に生まれる糧と理由と
根拠なくして生まれないし
発せられない


見てきたこと、感じてきたこと
そして捏ねくり回してきたエゴ
強がりも嘘も本音も全てそれに起因する



だから最後には本当にみっともない


だけどそれほどの全てだった