風に立つ迷いなき想い　それだけでここに来たんだ

彼らの言葉にもあったように
夢中だった自分にとっても椿屋四重奏という音楽は
青春だったのだなと思う
改めて思った

自分達だけが解るという特別な感覚も
世の中に通用した瞬間の滲むような高揚も
一瞬の夢が全てを叶えてくれるような感動と勘違いも・・・
これはバンドとそれに懸ける想いならではだったのかなと思った
メンバーにしろ、受け取り手にしろ

あの日以来、その受け取り手としての自分は大きく何かを失ってしまったし
今でも取り戻せないでいる
本当の喪失とは悲しいことや切ないこと以上に
現実として、失くしてしまうことだった

中田さんのソロは素晴らしい
もうこの国の中で１，２を争うくらい断トツに素晴らしい

でも自分には何か違う