本当は自分が二本足で立って歩けていることにだって
どんな当たり前にだって
感謝しなきゃいけないんだと思う


でも現実は急かされ囃され
その足で走ることを求められたり
そうしなければ追いつけなかったり
どうにもならないことだらけだったりする


終いには疲れ切ったその足を
棒呼ばわりにさえする始末


心を大切に生きるのは難しい
変わりゆく心に
きれいなものを守り続けることはもっと難しい


せめて「きれいごと」呼ばわりしない人間ではありたいと思う