一曲

meghni, スプートニク


「衛星軌道上から君を見てる

一歩も近づけない朝と夜の羅列の中で

寒い宇宙の小さな花弁

イッシュンの彗星が掠めた想い出抱え



息苦しささえ忘れた夢中の真ん中で

無重力の自由

上も下もわからない眩暈でも



唄う声はきっと大気圏で燃え尽きる

君は知らないままで



君が好きだって言ったあの星の空は

雪の結晶が踊る広がる銀世界

望遠鏡でも届かない距離を

少しだけ見せたいなねえ耳を澄まして

ラララ



独りの約束は太陽風に舞って闇を駆け抜ける

やがて千の夜

貫いた守ってた生き延びた

唄だけが



青の空を走る無数の光になって

遠い街へ降り注ぐ

眠る君の小さな夢の日向照らす為

朝に溶ける前に」


かつてスモーキージョゼやピーコックというバンド時代も演っていた
自作曲のセルフカヴァー


この曲は間違いなく人生で一番演っている曲だと思う
思い入れも強いしなー
メロが強いからどんな編成の演奏やアレンジにも堪えられるし



今回は他の二曲がかなり作りこみ系の曲になってしまったので
違うインパクトを作りたくて、ギター2本の一発録りという形での再録音源にしました
フェンダーメキシコトルネード(後期型)と
フェンダーメキシコナッシュビルテレキャスターを弾いています
足元はスフレやジョゼロゼのセッティングのまま接続し利用(後日紹介します)



鍵盤はほとんどは2年前のデモの音源を残しつつ
あまりに安易だったソロを弾き直し
2番のAメロの背景のピロピロを追加しました
音色はあくまで近未来臭くならないように削り揺らしつつってニュアンスで


次にリメイクするときはストリングスとアコギの
スローバージョンなんかいいかなと思ったりしています