I’ve been too honest with myself I should have lied like everybody else.

Holy Bible - England

Holy Bible - England

誰も信じているのは存在が不確かな神でも、存在が偽りの尊師でもなくて変われるはずの自分や明日や今だったのか。


「麻原や一部の人たちは悪人だと思うけど末端の人たちは純粋な人たちで真面目に修行していた。社会から逸れてしまった者同士、みんなのことが大好きだった」と語っていた信者や、なぜ悪いことだとわかっていてサリンを使ったのかと聞かれ、「あらゆる批判を受け、尊師の心が限界だったから」と語っていた実行犯の言葉を見て、クソみたいな神やバカみたいな教えに単純に踊らされていたってだけの話だったのならどれだけマシだったのかと思った。


追い詰められた人間は人間らしさにショートする。それは社会には害でしかなくて、どこまでも歪にしか見えない。

冷血なりせば

UROBOROS[Remastered&Expanded]

UROBOROS[Remastered&Expanded]

長いこと一緒に働いている職場の上司が苦手と言うか合わないというか・・・要するに嫌いなんだが、悪い人ではない。
悪い人ではないけど仕事や人付き合いの部分で無神経な行いが多すぎて腹が立つことが多い。悪意がなければ何をやっていいってものでもないとつくづく思い知る。


どんな悪人にも無神経マンにも家族や大切な人がいるからみたいな綺麗事ルートではもうこの気持ちは収まらないので、すこぶる腹が立った時には上司が時々話してくれる家族に虐げられてるエピソードを思い出して、「まあ・・・かわいそうな人だから」と同情のリフレインでその気持ちを和らげることにしている。


今までで一番好きだったエピソードは、激務な残業を終えて深夜に家に帰ったら自分の分のご飯が作ってなかったので、カップそばを作って食べていたら啜る音がうるさいとブチギレられたって話だったのだけど、家に帰ったら家族が犬を飼っていたって最新の話もなかなかの酷さで好き。


明日も仲良く働こう。

渦はただ中心へ

破壊的イノベーション

破壊的イノベーション

人の不幸を願う感性は持ち合わせていないが、悲しみを乗り越えたから今があるんだよね的な美談に惹かれがちな心はもはや同罪なんだろう。

帽子でハッと

Colma

Colma

仕事の休憩中に外して置いておいた帽子とエプロンが行方不明になってかれこれ半月が経つ。


どれだけ探しても見つからないので新しいのをもらって事なきを得たのだけど、消滅するはずないよね。誰かが間違えて持って行ったなら「メンゴメンゴ2つ持って帰っちゃってたわ」といい加減言い出すはずだがそれもない。自分の制服を忘れて気まずくなった人が勝手に使ってシラを切ってるか、僕の匂いフェチ(やばいよそれ)が意図的に持ち去ったのだろう。



どんな形であれ、この世のどこかであの帽子とエプロンが新しい日々を続けているのだろうと思うと胸がキュッとなる。フェイスブックでその後を辿れなかった頃の別離のことを思う。
さよならだけが人生だったんだ。

ゼロリスタート

ZERO

ZERO

ボイトレの先生に「たくさん練習してるのも努力してきたってのもわかる。でもその分力んでる。最初から全力だとそこから強弱が作れなくなる。メロディーが本当にメロディーとして、言葉が言葉として人に伝わるのは必ずしも力を入れた時だけじゃない」と言われ、何だかそれって全てに通ずるなと思った。

ソロい踏み

ソロでのライブがいろいろ決まっています。


7月14日高円寺ampcafe
8月12日下北沢STUDIO BAYD
8月23日新松戸FIREBIRD


メンバーとして活動している各バンドからピックアップした曲、ソロとしてのオリジナル曲、マニアックな曲のカヴァーを特殊奏法を交えて弾き語りします。時間に余裕があったら面白トークもします。
ご都合つきましたら是非お越しください。



↓は以前のライブ時に撮影していただいた映像になります。なかなか珍しいスラム奏法弾き語りだぜ!





誰かと組んでアコースティックユニットみたいなのをやりたくて、でも実際に最少人数編成のグループってもっと難しくてポシャってばかりいたのですが、某バンドのヴォーカリストと新しく一緒に何か演ろうかねという話になってます。
アコースティックユニットの定義をブチ破る本当に新しいものを考え中。

True Believer

True Believer

True Believer

人が自分を信じる力、人が他人を信じる力、他人が他人を信じる力をチカチカするほど目の当たりにした週末だった。


ワールドカップでスペイン相手にハットトリックを決め、「自分を信じていた」と語ったポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウドは普段の昼食には無味の鳥のむね肉と野菜と水しか口にしないらしく、友人が遊びに来てもボールでしか遊ばないらしい。
そりゃ自分信じられるわ。世界に立ち向かう為にひたすらに向き合ってきたんだから。


AKB総選挙でずらっと並んだ立候補メンバー達を見て、こんなに自分の夢を信じている人間がたくさんいるのかと思ったら涙が出た。形は違ってもロナウドのように自分に自身をひたすら課してきた毎日を送ってきたのだろう。



日々に追われると、出来る選択はその隙間にのみに限られてくる。疲れていたら、安らぎたかったら・・・そのタイミングにやるべきことを課すことが出来るのだろうか。そこを超えるか超えないかに線が引かれているのか。


結構本気で疲れていて、でもブログを書いている。靴先だけでもその線の向こう側へ踏み出す。