ペガサス

ペガサスの羽みたいに夢のように日々は過ぎる
繰り返し螺旋を降りる
本当の言葉だけを探してはまた黙って
沈黙に望みを託す


簡単に裏切った答え達と
複雑に絡まった約束のような


この世の果てに届くような風が吹いて来るそっと
背中も押せない運命に小さくジャンプする


想い出の美しさが今日をまた責め続ける
取り戻したいわけじゃないけれど
結末が終わりじゃなくて物語は続いていく
その先に君はいない


白か黒では説明できない
心残りの鮮やかな眩暈


君の町まで届くような風に巻き込まれながら
星を巡っていつかまた会えると信じてた


この世の果てに届くような風が吹いて来るそっと
背中も押せない運命に小さくジャンプする


僅かな空を飛ぶ

担当家族師

Family Song (初回限定盤)

Family Song (初回限定盤)

担当の美容師の人が「僕は交友関係を広げたりたくさん持ったりするほうじゃないので、結婚、家族っていう一つの軸みたいなものがあれば満足できるし、毎日が楽しめるんですよね」と語っていて、久しぶりに結婚論でまともなものを聞いた気がした。


僕も外向きの予定を入れまくることを充実に感じるタイプじゃなくて、自分の生活をただ生活するのが好きみたいなところがあるので共感する部分はある。かと言って結婚したいかどうかは別の話だけど。


「美容師は将来安定な仕事でもないから、僕も定年後まで働かなきゃいけないのかなって思ったりしますよ。寒い中悴む手で掃除とか交通整理するのかなハハッ」と言う彼の定年後が正にそんな感じでも、きっと幸せな日々を送れているんじゃないのかと思った。

nowhere

Nowhere

Nowhere

「独身の中年女性の前では恋愛話はし辛いよね」と若い人たちが言っていた。気遣いの方向はわかるけど、別に恋愛の全てが結婚の為のものだったり結実しないと意味をもたないものではないので、話の上くらいポップなものでもいいのにとも思った。


そんな独身女性が「あそこの旦那さんは束縛が強すぎるらしい。私だったら絶対に耐えられないわ~」と語ってきた。受け入れることや我慢もその人と一緒にいる為だったり結婚という状態を結実させる為のものならば、それも一つの愛の形なのではと思った。



みんな。僕に恋バナするな。

三白眼

DOPAMINE

DOPAMINE

コンタクトで拡大してまで黒目がちになりたがりな世の中を、三白眼フェチとして生き抜くために。


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pale blue light yellow

汚れた爪で引き寄せるには相応しくない領域に
焦がれながらアルペジオを繋ぐ
希望は自分で続けただけのか細い線で
息継ぎをしただけで消えてしまう


どこにも届かない気持ちを
信じさせてくれたこと
名もなき毎日が少し色付いて見えたこと


確かな勘違いが僕にはあった
それだけで今日をどれだけ超えられたか


呪文はこの恋がずっと
終わらないための鎖
強く握りしめたはずの形のない淡い日々の


どこにも届かない気持ちを
信じさせてくれたこと
名もなき毎日が少し色付いて見えたこと
光のように

スケールじゃない

オン・ファイア(紙ジャケット仕様)

オン・ファイア(紙ジャケット仕様)

宇宙の星々の大きさ比べみたいな動画をよく見る。
月より地球が大きくてそれより金星が大きくてもっと土星が大きくて、それよりもっと大きな太陽があるんだけど太陽系外には更に遥か大きな星があって・・・のようなやつなんだが、あれを見ると宇宙からすれば僕らや僕らの悩みなんて何やらという気持ちにはなる。理屈じゃないはずのことがスケールに捻じ伏せられそうになる。


でも帰り道見上げた月は1円サイズだし、巨大なはずの星の光は届かないものも多くて銀河は散り散りだ。僕らが知れる本当の宇宙的な奥行きは僕らの中にしかない。


銀河とかもっと大きな超天元突破グレンラガンに投げられてろよ。

限界までのフォーエバー

Fuck Forever

Fuck Forever

いざとなったら人知れず死ねばいいと今でも思っているが、でもそのいざという時が来るまでは死ぬ気で生きなければいけないとも思っている。


命は使い果たすもの。今日は疲れ果てるもの。おやすみなさい。